小型関数電卓 RINPn(旧称リニアンプロセッサー nano)の公式ページを開設

RINPn

現在オープンソースで開発中の小型プログラマブル関数電卓ソフト「 RINPn 」の公式ページが、RINEARNサイト内にオープンしました。 今回は、その概要をお知らせします。

RINPn の公式ページがRINEARNサイト内にオープン

RINPn(発音:りんぷん)は、以前よりこのお知らせコーナーで「 リニアンプロセッサー nano 」の仮称でお伝えしてきた、「シンプル&コンパクト」を目指した小型の関数電卓ソフトです。 形は小型ですが、計算式を丸ごと入力して計算でき、各種の数学・統計関数をサポートしつつ、C言語風の記法でユーザーによる変数・関数定義もサポートするなど、 中身はそれなりに実用性を考慮して詰め込んだものになっています。

RINPnの画面

そんな RINPn ですが、現時点ではまだ正式リリースに至っていないベータ版のソフトながら、RINEARNサイト内に一足早く公式ページを開設いたしました。 より詳しいソフトの特徴なども、そちらからご参照いただけます:

RINPn 日本語版 公式ページ
https://www.rinearn.com/ja-jp/rinpn/
RINPn 英語版 公式ページ
https://www.rinearn.com/en-us/rinpn/

RINPn はオープンソースで開発しているソフトですが、 上記公式ページではより一般的なユーザーの入手&利用形態に合わせて、 すぐ使えるビルド済み版をダウンロードできるリンクも設けています。

「 リニアンプロセッサー nano 」から「 RINPn 」へ改称

ところで RINPn に関しては、以前にもこのコーナーにおいて、幾度かコンセプトや開発過程をお知らせしてきました。 ただ、冒頭でも触れた通り、その際の名称は「 リニアンプロセッサー nano 」というものでした。具体的には、以下の記事の通りです:

この「 リニアンプロセッサー nano 」という名称は、既にRINEARNにおいて「 リニアンプロセッサー 」という関数電卓ソフトを公開している事から、 その後継ではなく、キャラクターの異なる別枠扱いのものである事を表すために、名前の末尾に「 nano 」を付けたものでした。

一方で、日本語表記ではまだしも、英語表記で「 RINEARN Processor nano 」になってしまう名前は、長い上に覚え辛くてまずいのではないかという懸念もありました。 そこで今回の公式ページの開設にあわせて、英語表記を略したものである「 RINPn 」を主に使用する方針に改めました。 ( 一応は略称扱いで、正式なフルネームは RINEARN Processor nano のままですが、ドキュメントやサイト内での呼称はほぼ RINPn に統一する予定です。)

今回のお知らせは以上の通りです。 RINPn については、また開発や公開の段階(RC版や正式リリース版など)が進み次第、 このコーナーで追ってお知らせいたします。