RINEARN Graph 3D
リニアングラフ3D (RINEARN Graph 3D) は、表計算ソフトや数値計算プログラムなどで作成されたファイルから手軽に3次元グラフを作成できる、 各種OS対応・インストール不要、無料の3Dグラフソフトです。
Vectorソフトニュース様(2014年) でご紹介いただきました!
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PC用の各種OS上で利用可能! - コマンド利用も!
リニアングラフ3D は Java™ 言語製のグラフソフトで、Microsoft® Windows® や Linux など、 各種のPC用OS(スマホは未対応)の上で利用できます。インストール不要で使えるため、常用グラフソフトとしての利用はもちろん、 USBメモリーに入れて持ち運んで利用する事もできます。
さらに、必要に応じて、コマンド入力端末から ring3d コマンドで使う事もできます。
表計算ソフトからも簡単グラフ作成!
リニアングラフ3Dでは、もちろんファイルからデータを読み込む事もできますが、Microsoft® Excel® などの表計算ソフト上のデータも簡単にグラフ化できます!
具体的には、リニアングラフ3Dをダウンロードして起動した状態で、表計算ソフト上でデータを選択・コピーし、グラフ画面上で右クリックして「 データの貼り付け 」を行うだけで、3Dグラフが描画されます。
データの記述方式などは 座標値ファイル書式の解説 をご参照下さい。 データをテキストファイルに保存した場合は、グラフ画面上部の「 ファイル 」メニューから開いて読み込む事ができます。
簡単操作のインターフェース!
リニアングラフ3Dでは、シンプルなメニューバーとマウス操作を中心とした、簡単でわかりやすいユーザーインターフェースを採用しています。
特に、マウスの左ドラッグによる視点の回転では、自然な操作感になるように工夫した回転アルゴリズムを採用しています。 ぜひあなたも体感してください!
立体感に優れる3D描画エンジン!
リニアングラフ3Dは、専用開発のソフトウェアレンダリング式3D描画エンジンを内蔵しており、 PCの部品構成などに依存せず、どこでも同じ見た目のグラフが描けます。 また、数百×数百メッシュなどの高密度データの描画もこなせます。
この3D描画エンジンでは、特に曲面の形状や粗さ、複雑微妙な凹凸具合などを、見落とさずに容易に把握できるように、光と影の効果にこだわってチューニングしています。
粗いデータも高画質化!
リニアングラフ3Dでは、 粗いメッシュデータを補間して、なめらかな曲面グラフを描く事ができる、 テッセレーション(曲面高画質化)機能を搭載しています。
もちろん、この機能を有効化するかどうかは、オプションで自由に選べます。有効化しても、元のメッシュデータの格子点は、ちゃんと同じ位置に保たれます。(デフォルトでは無効になっています。)
アニメーション機能も!
リニアングラフ3Dでは、グラフをアニメーションさせる事もできます。
複数のデータ(系列やファイル)を各時刻のものと見なしたり、または単一データ内の各座標点を各時刻のものと見なしたりなど、豊富なモードを用意! 例えば以下の左図のように、線を始点から終点へ向けて徐々に描いていくアニメーションや、右図のように、グラフ全体の形状が変形しながら動くアニメーションなども可能です。
単一ファイル内の複数系列データのアニメーションは、普通にデータファイルを開いた状態で、 メニューバーから「 ツール 」 > 「 アニメーション 」メニューを選ぶだけで、とても簡単に行えます。
また、連番の名前を付けた複数のデータファイルを、連続的に読み込み&描画しながらアニメーション描画するツールも、 「 プログラム 」メニューから使用できます。連番の画像ファイルの保存にも対応!
数式プロットツールも標準搭載!
リニアングラフ3Dでは、様々な形の数式からグラフを描く「 数式プロット 」ツールも標準で付属しています。
数式プロットツールはVCSSL製で、「 プログラム 」メニューから「 数式プロット_... 」という名前の項目を選ぶと使用できます。「 z(x,y) 」「 z(x,y,t) 」「 x(t),y(t),z(t) 」形式の数式がサポートされています。
プログラムからの制御や描画も可能!
リニアングラフ3Dは、Java言語やスクリプト言語VCSSLで記述されたプログラムから制御し、グラフ描画ライブラリとして使う事もできます。
「ファイルからデータを読み込んでグラフを描き、画像を保存」などの作業を自動化する用途はもちろん、 リニアングラフ3Dをデータ表示用の部品として用いて、色々なソフトウェア / アプリを自作する事もできます。
特にVCSSLは、リニアングラフの自動処理スクリプト機能として標準サポート扱いなので、 開発・実行環境を何も用意しなくても、 リニアングラフ3Dの「 プログラム 」メニューからプログラムを実行する事ができます。
VCSSLの公式サイトでは以下の通り、リニアングラフ3Dを制御する豊富なサンプルコードも揃っています:
ファイルを3Dグラフにプロットする(点/線グラフ) | |
座標値ファイルの内容を、3次元の点/線グラフにプロットするサンプルコードです。 | |
ファイルを3Dグラフにプロットする(曲面/メッシュグラフ) | |
座標値ファイルの内容を、3次元の曲面/メッシュグラフにプロットするサンプルコードです。 | |
配列を3Dグラフにプロットする(点/線グラフ) | |
座標値配列の内容を、3次元の点/線グラフにプロットするサンプルコードです。 | |
配列を3Dグラフにプロットする(曲面/メッシュグラフ) | |
座標値配列の内容を、3次元の曲面/メッシュグラフにプロットするサンプルコードです。 | |
配列を3Dグラフにアニメーションプロットする(点/線グラフ) | |
座標値配列の内容を、3次元の点/線グラフに連続でプロットし、アニメーションさせるサンプルコードです。 | |
配列を3Dグラフにアニメーションプロットする(曲面/メッシュグラフ) | |
座標値配列の内容を、3次元の曲面/メッシュグラフに連続でプロットし、アニメーションさせるサンプルコードです。 |
さらにJava言語からは、グラフソフトとしての普通の機能だけでなく、リニアングラフ3Dに搭載されている 3D描画エンジンの命令 を直接呼び出し、 3D空間上に点や線、三角形や四角形などの図形を自由に描く事もできます※。 これにより、リニアングラフ3Dを、Java言語プログラミングでの簡易3D描画ウィンドウとして活用する事もできます!
※ 描画エンジン命令の直接呼び出しは、現時点ではJava言語でのみ使用可能となっています。
さあ、あなたも
最新版リニアングラフ3Dのダウンロード
リニアングラフ3Dは、どなたでも無料でご利用いただけます。
Windows をご使用の場合は、ダウンロードしたZIPファイルを右クリックメニューから展開し、 中の「 RinearnGraph3D_*_*_*.bat (バッチファイル、「*」はバージョン番号の数字) 」をダブルクリックするだけで、どこでもすぐに利用できます。
» エラー等でうまく起動できない場合(ZIPファイルの展開失敗含む)はこちら
» 過去バージョンのダウンロードはこちら
※ 過去バージョンは既に開発・メンテナンスが完全に終了している事にご注意ください。特に理由が無ければ、最新版がおすすめです。
- Oracle と Java は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
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